解決事例
取り分ゼロを言い渡されたが、法定相続分を主張して現金1,400万円超を獲得
40代 / 女性

取り分ゼロを言い渡されたが、法定相続分を主張して現金1,400万円超を獲得

相続人 長女(依頼者)、長男(弟)
相続財産 不動産(土地、戸建て)、預貯金、あわせて3000万円相当

相続関係図

case02
すべての財産を長男が相続する。
すべての財産を長男が相続するが、代償金として長女が現金1400万円を受け取る。

相談内容親族から一方的に「父親の財産は全て自分が相続する」と連絡

相談者(Aさん)は都内在住で、遠方の実家に住む父親が亡くなりました。父親はAさんの弟(Bさん)と同居しており、Aさんは10年以上にわたり,父親とは絶縁状態でした。
父親の死後しばらくして、Bさんから一方的に、「父親の全ての財産をBさんが相続する」という内容の遺産分割協議書が送られてきたため、Aさんは当事務所に相談に来られました。Aさんは当座の生活費に困っており、早期の解決を希望していました。

ホームワンの対応根拠のない過大な主張は一切受け入れず、交渉を進める

相手方のBさんには代理人(弁護士)がついておらず、家族間の確執から当事者同士での話し合いによる解決は困難と思われたため、当事務所の弁護士がAさんの代理人になりました。Bさんの希望で、初回は実家のある地方まで出向き、話し合いでの交渉を開始しました。
Bさんは、不動産は査定できないとして0円評価、不動産の管理維持費・将来的な解体費用として1500万円必要なため、Aさんに渡すのは700~800万円としたいなど、根拠のない過大な主張をしてきました。これに対し、当事務所は、主張の根拠となる客観的な資料の提出を求めましたが、Bさんの主張に根拠などなく提出されることはなかったため、受け入れませんでした。

解決結果相続財産をあらためて評価し、法定相続分ベースの1400万円を獲得

当事者間でまとまることが困難と思われた交渉でしたが、当事務所で評価した相続財産3000万円相当について、法定相続分をベースに計算し、Bさんが負担した父親の葬儀費用や医療費等の100万円を考慮し、最終的にAさんは1400万円の現金を受け取ることができました。依頼者Aさんには、金額的にもスピード的にも満足していただける結果となりました。
 
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